今回は公務員を目指すに至った話についてお伝えします。
私は大学を出てから公務員になりましたが、公務員を目指すとなんとなく思い描きはじめたのは、実は高校生の頃にまで話が遡ります。
私が高校生だった頃、時のマスコミや一部政党が、激しく公務員叩きをしていた時代でした。これを受け若かった私は何を思ったのか「激しく叩かれるくらいだから、公務員とやらはよほど待遇が良いに違いない」と考えました。
この公務員とやらは、どうやら職種毎に試験が実施され、合格する必要があるらしくその中でも土木という職種は、比較的試験倍率が低い傾向にあるらしいことがわかりました。大学の土木学科に進学しようと決めた瞬間でした。高卒で就職しなかったのは、私が普通科にいたこと、一応進学校に通っていたことが理由です。
その後大学に無事(?)進学でき数年が経ち、いよいよ進路について考えるタイミングになりました。大学院に進学することは決めていましたが、どうやら国家公務員試験は合格が3年間有効らしいことがわかり、受かれば儲けもん程度に考え受けたら受かっちゃった✌️次第です。
大学院卒業後、民間企業に行っても良かったのですが、民間はどうしても企業の利益を追求しなければならない一方、公務員は公の利益を追求することができる点に惹かれ、せっかくの合格枠を使ったのが、公務員になった経緯です。
最初は不純な動機でしたが、その不純な動機がなければ公務員になれなかったかもしれないので、高校の頃の私を褒めてやりたいです。